こんなことを言うと、寂しい人だな~と思われてしまいそうですが、正直に書きます。
実は、子どもを産む前は、ママ友なんていらないと思っていました。
限りある育休中の身です。いつかは職場に復帰するし、短い間だし、ママ友なんていなくても別に困らないでしょう、と思っていました。
でも、今は、ママ友がいてくれて本当によかったと心から思います。
とは言っても、本当に仲良しのママ友は数えるくらいしかいませんが、保活の面でも、子育ての面でも、余りあるくらいのたくさんのいいことがありました。
そして、保活をしているお母さんも、保活をしていないお母さん(=幼稚園に行く予定のお母さん)も、どちらもとても力になってくれました。
まず、保活をしているお母さんについて。こういうお母さんとは保活をとおして仲良くなりました。
保育園見学に行くと、大体「あ、こないだあの保育園にも見学に来ていた方だな」と思う人が何人かいます。まあ、近所なので当然と言えば当然ですね。
子どもが同じ年齢であったりすると、完全に「ライバル」なわけですが、転じて「同志」でもあるわけです。
「あの地区に新しい保育園ができるんだって!」とか、「あの保育園の見学会がいついつにあるよ」とか、「あの保育園はちょっと園長先生がマズイと評判」とか、「願書のこの部分、どう書いたらいいんだろう?」とか、そういう保活に直結する情報を交換していました。
そしてそういうママ友からの情報は、ネット上にも転がっていなかったですし、役所でも教えてもらえないことが多かったです。
もちろん、完全に鵜呑みにはできない情報もあるかもしれないので、大事な部分は自分の目で見て聞いて判断しました。
そして、保活をしていないママ友。つまり保育園ではなく、3才になったら幼稚園に進むようなママ友にも、とっても助けてもらいました。
こういうお母さんは、保活で知り合うわけではなくて、児童館や公園や保健所主催の親子イベントなど、そういうところで出会ったお母さんたちです。
こういうお母さんたちは、保活に直結する情報をたくさん持っているわけではないけれど、細々とした育児の悩みであったり、日頃の疲れを癒し合える存在です。そして、その人独自のネットワークというものを持っています。
私は、願書に書く保育園の希望順位を決めるのに相当悩んでしまって、締め切り間際に困ってしまいました。その話をすると、
「同じマンションの人が○○保育園に通っているけど、話聞いてみようか?」とか、「昨年この地域で保活していたお母さんがいるけど、どんなだったか聞いてみようか」とか、助け舟を出してくれました。(しかもさりげなく。)
ここで聞いた話が決め手となり、希望順位を整理することができました。
そしてですね、今は保活保活と言ってますけど、子どももそのうち小学生、中学生と、成長していくわけですよね。
小1の壁だの、進学先だの、受験だのと、またきっといろいろ悩むだろうなと思うんです。
そんなとき、ベビー時代に仲良くなったお母さんたちが、同じ地域に同じようにいてくれるだろうということは、本当に心強いことだなと思うのです。